インド映画「サラーム・ボンベイ!」~湯村紗瑛
【1990年】
インド映画「サラーム・ボンベイ!」
インド出身の女性監督ミーラー・ナーイルがインド・ボンベイでオール・ロケで撮影した。
登場する子どもたちも主人公の少年をはじめ全員実際のストリート・チルドレンばかり、という異色の作品。
1988年カンヌ国際映画祭で、最優秀新人監督賞を受賞した。
映画は、11歳の少年クリシュナが、サーカス団から離れ、大都会ボンベイに出るところから始まる。
インド式ミルクティー「チャーイ」を売りながら、麻薬密売の兄貴分、売春婦の母親を持つ少女、ネパールから売られて来た16歳の娘らと知り合う。
その交流を軸に、時に強く、やさしく、たくましく大都会を渡り歩く姿が描かれている。
ストリート・チルドレンが置かれた状況を浮き彫りにしている。
映画の主要スタッフは、監督はじめ脚本、カメラマンなど全員女性。
出演のストリート・チルドレンは、130人の中から選んだ。
ほとんどが字を読めず、スタッフが台本に絵を描いて、筋を覚えさせたという。
インド映画「サラーム・ボンベイ!」
インド出身の女性監督ミーラー・ナーイルがインド・ボンベイでオール・ロケで撮影した。
登場する子どもたちも主人公の少年をはじめ全員実際のストリート・チルドレンばかり、という異色の作品。
1988年カンヌ国際映画祭で、最優秀新人監督賞を受賞した。
映画は、11歳の少年クリシュナが、サーカス団から離れ、大都会ボンベイに出るところから始まる。
インド式ミルクティー「チャーイ」を売りながら、麻薬密売の兄貴分、売春婦の母親を持つ少女、ネパールから売られて来た16歳の娘らと知り合う。
その交流を軸に、時に強く、やさしく、たくましく大都会を渡り歩く姿が描かれている。
ストリート・チルドレンが置かれた状況を浮き彫りにしている。
映画の主要スタッフは、監督はじめ脚本、カメラマンなど全員女性。
出演のストリート・チルドレンは、130人の中から選んだ。
ほとんどが字を読めず、スタッフが台本に絵を描いて、筋を覚えさせたという。
湯村紗瑛